NationalRF-1150(クーガ115)整備

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我が家の「鉄仮面」整備備忘録デス・・・

20130224[1]

vさんのBCL整備基本理念

①昭和文化に敬意を示し、限りなくオリジナルの状態に近づける整備をします。
②内部・外部とも完璧に清掃し、現存する個体の最高峰を目指します。
③無謀な改造は、火災や電波障害の元になる事を啓発して行きます。
④デタラメな改造を「整備」と偽り、高額で販売する輩に警鐘を鳴らします。
⑤周波数調整等、高度な整備はプロに委ねます。(スキルと機器がアリマセン。)
⑥一度手を入れた物は自己責任です。転売は決して致しません。

RF-1150CATA[1]

名機です。説明は要りませんね・・・詳しくは本館でドウゾ。




さて、我が家の「鉄仮面」君、残念ながらロッドアンテナの先端がありません。
それから、大音量にすると音が割れます。
もひとつ、不具合があるとすれば「タイマー」が機能しません。
筺体は、40年前の物とは到底思えない程完璧な状態なのに・・・

「ぐやじいでず!!」

で、ドナーを手に入れました。


左、家の子。右、ドナー君。

きらきらしているので、双方遜色ない状態の様に見えますが・・・
ドナー君は、傷だらけの人生デス・・・ボコボコです・・・



ほらね。簡単に鉄仮面が剥がれてしまいます・・爆!



さて、念願のロッドアンテナ移植手術デス。ドナー君、アリガト!!


RF-1150の「ウリ」、16㎝ウーファーデス。左、家の子。右、ドナー君。

設計は全く同じですが、微妙に違います。
スピーカーの金属筐体の材質、コーンの材質、緩衝材・・・
実は、ドナー君、RF-1150の「後期型」と呼ばれるタイプでした。


左、ドナー君。右、家の子。

表を見れば如実に解ります。「後期型」には、ウーファーの周囲にコルク様の
緩衝材がしっかりと施されています・・・



おまけに、家の子は中央部分が陥没した状態でした。

移植決定です。





これで音割れも解消すれば良いのですが。



さて、タイマーの不具合です。全く動きません・・・



少し、コツが要りますが防塵プラスチックカバーを外します。
発条(ゼンマイ)式の時計の様な構造です。
歯車に固着した古いグリスのせいで動かないだけです。
綺麗に洗浄して、プラスチックグリスを薄く塗布すれば・・・
「チリチリチリ・・・・」と、長い眠りから目覚めます。



元の位置に組み込み、暫く作動させてグリスを馴染ませておきます。
この年代のタイマーは、ほぼ100%作動しません。
その大半が、劣化したグリスによる固着です。


さて、後は基盤を納得の行くまで磨き上げます。



接点洗浄、プリント基板のフラックス洗浄には、
(株)ホーザン製のオーバーホールクリーナーが絶妙です。関係者ではアリマセン。



後に、コンタクトスプレー(接点復活剤)を綿棒に染み込ませ、地道に磨き上げます。



夜な夜な、バーボンでも飲りながら磨けば・・・
「俺、いったい何をしてるんだろう・・」という気持ちにならなくて済みます。



RF-1150の前期型と後期型の唯一の外見上の相違は、
ジャイロアンテナ中央に施された、この金属性の分度器みたいなもの。
前期型にはありません。

頂きます。



極薄の両面テープで、いつでも剥がせる状態で装着です。



通電、試聴です。

良い!! 実に良い!! 大満足の音質です!!!


やっぱり、「鉄仮面」は私のシャックに無くてはならないモノです・・

今回、RF-1150のドナー後期型で又色々な事が分かりました。
当時のベストセラーに胡坐をかく事無く、日々改良・進化させていった
メーカーの心意気!

良く調べると、前期型の*BFOよりも、数段機能を向上させていたとか・・・

*BFO (Beat Frequency Oscillator、うなり発振器) は、
受信機においてCWやSSB信号を復調する際に用いられる電子回路である。byヴィキペ

喝采・・・





さて、次回、次次回とも冬眠期の整備備忘録としましょうか・・・

予告。



・・・

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