SONY ICF-5900(スカイセンサー5900)

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興奮のあまり、本館で先行して記事ってシマシマシタ・・・


ICF-5900CATA[1]





不覚反省(フカクハンセイ)・・・爆!


記:昭和88年8月6日
再編集:昭和88年8月8日



私にとって、このICF5900は「夏休みの匂い」そのものだ。
多分、1976~1977年頃の中学1・2年生当時の鮮烈な記憶が、今も尚褪めないのだ・・・

SONY ICF-5900(スカイセンサー5900)1975(昭和50年)10月発売27,800円。
当時、BCL市場を席巻したNationalRF-115(クーガ115通称鉄仮面)を駆逐せむと、
時のSONYが満を持して世に放った「最終兵器」・・である。

ICF5900[1]

お隣の優しいお兄さんの家には、あの憧れのメタリックグレーに輝いた5900があって・・



金庫のダイアルの様なモノを慎重に廻しながら、地球の裏側から聴こえてくる電波
を拾う仕草に強烈な憧れを抱いたものデシタ・・

当時の私は、先行して発売されたICF-5800が親友の愛機だった為、
翌年発売されたICF-5600を親に無理を言って買ってもらうのデス・・

img_1510864_65554119_2[1]
写真手前がICF-5600

5800も5600も素晴らしい機種でしたが、5900が登場した時の親友との落胆振りは
今思い出しても笑えます。爆!!

File0119[1]

外見も、性能も今までのスカイセンサーシリーズの物とは全く違ったからです。
そう。「待受け直読ダイアル方式」・・・ズルイわぁー・・爆!

その辺の解説は、BYヴィキペで・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1975年10月発売のスカイセンサー5900(ICF-5900)はBCLブームの真っ只中に
ソニーが満を持して投入したICF-5800の後継モデル。
短波帯ではデュアル・コンバージョン(ダブルスーパーヘテロダイン)
(1st IF:10.7MHz、2nd IF:455kHz)の構成を取り、メインチューニングダイヤルは
従来の糸掛け式ダイヤルをやめオールギアドライブ化。
更に、250kHzステップのクリスタルマーカーと±130kHz可変のスプレッドダイアル
の組み合わせによって、受信周波数をkHzの単位(目盛りは10kHz刻み)まで指定して
受信可能な「周波数直読(しゅうはすうちょくどく)」機能を持ち、
他社の同クラスのラジオに無い特徴をいち早く備えた。

13[1]

それまでの同クラスのラジオでは、周波数パネルの表示はズレが大きく大雑把で、
たとえ受信したい放送局の周波数がわかっていても聴こえてくる電波を手探りで
選局しなければならず実用上不便だった。
本機の選局精度は聴取目標の放送局に番組開始時間前から送信周波数に合わせて待つことができ、
「待ちうけ受信」と呼ばれた。
聴取している放送が実際に目標とした放送局か否かは、通常番組冒頭に流される
ジングルによって判別が付く。そのため放送開始時刻の先頭から聴取できる「待ちうけ受信」
は放送局・番組判別に大きな効果があった。この周波数直読機能を搭載したスカイセンサー5900が
発売後、パナソニックがクーガ2200、東芝がトライエックス2000といった周波数直読型モデルを
発売してソニーを追随した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以前にも書いた様に、アナログBCLラジオの最終兵器。まさにこの時代を代表する
キングオブアナログBCL!!

10_20[1]

現在、BCLを懐古する雑誌が数々出版されていますが、どの誌の巻頭も5900・・

BCL本



松下のクーガ2200を僅かに抑え、センターの位置は不動の様です・・爆!!


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SDIM0398 posted by (C)Vさん

さて、そんな憧れの名機を38年振りに手にする事が出来ました・・・
感無量デス・・

SDIM0421
SDIM0421 posted by (C)Vさん

私のBCLコレクションには、この5900が絶対必要だったのですが、

SDIM0423
SDIM0423 posted by (C)Vさん

人気機種ゆえ、現存するものは内部をイジラレテいる事が殆どで・・

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SDIM0424 posted by (C)Vさん

それは、この機器の唯一の欠点である、
「スプレッドダイアルの可変端が1st IFフィルタの帯域端になるため、
僅かではあるが+方向での受信感度の低下が見られる」事への対処が、その多くを占めるのでしょうが、

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SDIM0425 posted by (C)Vさん

一端、内部を開けられ「改造」された5900をどうしても所有する気になれなかったのです。

SDIM0426
SDIM0426 posted by (C)Vさん

このデッドとの出会いは、まさに奇跡と言って良い・・

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SDIM0427 posted by (C)Vさん

未開封のままの取説、商品ボード、保証書・・

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SDIM0428 posted by (C)Vさん

勿論、純正の未使用ACアダプター(単体でも中々世に出ない・・)と、

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SDIM0431 posted by (C)Vさん

キャリングベルトとイヤホン。完全体だ・・アワワワ・・

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SDIM0418 posted by (C)Vさん

しかも、国内モノ・・で、後期型・・アリエール?? アリエヘン!! 爆!
確か、輸出モノはICF-5900W(ワールド?)といってこれならデッドストックがある事は
噂で聞いた事がアリマス・・・



ただし、周波数が違うので国内では使用出来ない・・・


又、当時も現在も後期型は、前期型の人気を遥かに凌ぐのでアリマシテ・・・

「前期型」と「後期型」の違いを、サブダイアルの目盛の違いだけと言う方が居ますが・・
間違いです。

確かに、「前期型」のサブダイアルの目盛りは1パターンに対して「後期型」は4パターン
で、大幅にチューニング精度が上がっていますが、さらに「後期型」にはチューニング照明
機能が追加されました。これ、大きい違いです。

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(前期型:写真は借り物。中央のサブダイアルの目盛りを注目。)

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SDIM0432 posted by (C)Vさん
(後期型:写真は所有の物。中央のサブダイアルの目盛りの違いに注目。)

又、多くのマニアの方が「目盛りと照明の有無の二点」と相違点を挙げておられますが、
残念。それも間違いで・・・

二枚の写真のそれぞれ右上部に写っているダイアルが5900のメインダイアルですが、
そのメインダイアルに小さなダイアルが付いているのが判ると思います。

指先でくるくると回転させ易い様に考えられた部品なのですが、「前期型」は本体と同じ様な
グレーに近い色に対し、「後期型」はメインダイアルと同色の黒なのです。

この三点が、「前期型」と「後期型」の相違であり、もしもこの相違がミックスされているとしたら
その個体は、間違いなく「改造版」。イジラレタものなのです。

SDIM0415
SDIM0415 posted by (C)Vさん

とにもかくにも、とんでもないモノを所有する事になった・・ノダ・・

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SDIM0419 posted by (C)Vさん
(あの時代を代表するライバル達に囲まれて)

・・・

こいつらを眺め、電源を入れ、チューニングしていると・・
あの、少年時代の夏休みの匂いと優しかった友や、隣のお兄さんの顔が浮かぶのである・・

♪向日葵ぃ~夕立ぃ~蝉の声ぇ~♪  

姉さん先生ぃ~もう居なぁい~♪・・・

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- # | 2013.08.07(Wed) 12:05 | | EDIT

拝読させていただきました。

懐かしい心持ちで読ませて頂きました。
お詳しいんですね、頭が下がります。しかしデッドストックをどちらで買われたんですか?羨ましい限りです。1977年、中学1年でした。欲しかったなあ。今、オークションとかで探してたんです。大学の時、お父さまがソニー勤務の友人がいまして探して頂いたんですが手に入らなくて…。
お時間のある時で結構ですのでいろいろと教えて頂けますでしょうか。
神奈川の鎌倉に住んでおります。娘2人とも成人しまして、ひと息ついております。
あのICF5900が欲しいなあと思っていたところです。お暇なときにでもご連絡頂けましたら幸いと存じます。よろしくお願いします。失礼致します。

青木芳一 #- | 2016.01.16(Sat) 16:39 | URL | EDIT

青木様、ありがとうございます!!(*^^)v

この度は、ご丁寧なコメントを頂きましてありがとうございます!!

5900、良いですよね!! (*^^)v このデットは、ある敬愛するマニア様から譲って頂きました。

値段は内緒デス。爆!!

青木様は、私とほぼ同年ですね・・・あの頃、中1でしたか・・・

BCLブームは、あの頃の良き思い出として一生忘れないでしょうね!! 良い時代でした。

今後、BCLを通じて良きお友達にさせて頂けば幸いです。

この度は、嬉しいコメントをありがとうございました。(*^^)v

vさん #- | 2016.01.18(Mon) 22:20 | URL | EDIT

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