「寺内貫太郎」にみる、「日本の父親像」の一考察

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『寺内貫太郎一家』(てらうちかんたろういっか)は、
1974年にTBS系列の水曜劇場枠で放送され、平均視聴率31.3%を記録した人気テレビドラマ。

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昭和の東京下町、石屋を営む一家とそれを取り巻く人々との
人情味溢れる毎日を、コメディータッチで描いた。
『時間ですよ』、『ありがとう』と共に1970年代を代表する国民的ホームドラマである。
向田邦子脚本、久世光彦プロデュース、小林亜星主演。
byヴィキペ



「父」という字はビールを乾杯する様子から作られた・・ナンチャッテ!
・・・などというCMが流れている今日、この頃・・

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本当は、「斧」を持つ姿からだソウデスヨ・・・
但し、獲物を獲ってくる・・・というよりも「威厳」の象徴。
つまり、指揮者。一家を纏め、良き方向に導く「コンダクター」としての意味だそうで・・

たかだか40年前のドラマなんですけど・・世の中、変わりましたねぇ・・
頑固親父が、家主としてまだまだ威厳を放ってオリマシタよ・・

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このドラマの見せ場は、毎週繰り広げられる息子(西城秀樹)との大ゲンカでして・・
それこそ、家が傾く程の大喧嘩。
今じゃあ、家庭内暴力だとか、DVだとかで叩かれるんでしょうか・・

しかしこの頑固親父は、ただ訳も無く暴れているんじゃないんですよ。
家族の事を誰よりも心配し、義理や道理に背く様な事に対して「抵抗」しているんです。

目上の者を大切にし、女性や弱い者には決して手を挙げない・・
口は悪く、不器用だけれど人情家で涙もろい・・

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加藤治子演じる、妻役も良いじゃあないですか・・
正義感溢れる男に心底惚れ込んで、決して裏切らない。
しかし、やり過ぎな時にはプライドを傷つけないように上手に諭す・・

いつからでしょうねぇ・・親子の間柄が「友達感覚」を良しとしてしまったのは・・
子供が望んだ筈は無いでしょう・・
幼稚な「親」の良い訳にしか聞こえません。

いつからでしょうねぇ・・「男女平等」が脱線して女性から「女性らしさ」が無くなったのは・・
これも、頼りない男性の責任なんでしょうかねぇ・・

_____2000____________[1]

あの頃は、何が一番大事なものか・・何が一番美しい事か、皆が解っていましたヨ・・

そうでなければ、このドラマは成立しなかった・・・



記: 昭和88年6月16日 父の日に寄せて

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