三丁目のラジカセ「黎明」

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さて、行きますか。


国産ラジカセの1号機
アイワTPR-101 1968年 25,900円
昭和87年9月5日(本館にて掲載)

当時、大卒の初任給は約30,000円ダッタ・・・。

先ず、このシリーズ・・ちっとナガァクなりそうデス・・笑!
あ、更新は不定期デス・・アシカラズ・・。

このお話は、私の父の持ち物だったモノを中心に進みます・・。


父は元来、新し物好きデ・・
私が物心付いた頃には、家庭にこんな物がありましたヨ。
ソニーオープンリール
オープンリールテープコーダー・・

これで、家族の声とかテレビやラジオの音を録音してましたよ。

何しろ、「録音機」なんちゅうものは今まで家庭の中に無いものデシタカラ、
オヤジの「新し物好きの血」が疼いたのは、必然デシテ・・

この時初めて、自分が聞いている自分の声が、他人が聞いている
自分の声とは違うんダ!!って子供ながらに、ちょっと悩みましたよ。

さてさて、この当時の技術の進歩はホントに凄まじく・・・
オヤジの様な、「新し物好き」はシバシバ痛い目にあう事になるのデス。

巻頭の写真、国産ラジカセの1号機アイワTPR-101は、
1968年発売ですから、私当時6歳。
きっと、父はオープンリールデッキに大枚叩いた事を後悔してたのデショウネ!

この頃、既にカセットコーダー(ラジオは無く、カセットだけのもの)は
普及していましたが、ラジオの音をそのまま録音できるという画期的な
商品が世に出たのデスカラ!

その四年後、1972年にオヤジの悪い癖がマタマタ出ます・・・。
翌年・・
「デコチャリ」というとんでもないモノを買わされる事になるのも知らずに・・。

ナショナルRQ-447 1972年 29,800円(写真は外国のマニアのもの)
我が家初の、「ラジカセ」デス!  あーーっナツカシ!!

録音は、赤いボタンとPLAYボタンを指を広げて同時に押すんデス!爆!!

rq447-444[1]
松下(National)は、MACという名で売り出していましたネェ!

BCLの時にも書きましたが、この時代は「ソニーの成功に他社が追随する」
という構図でした。そして最大のライバルはNational。

他に、勿論先駆者のAIWA、(先駆者=pioneerダロって突っ込みはナシネ!)
東芝、シャープ、三洋、三菱、日立、パイオニア、ケンウッド、
日本コロムビア(現 デノン)、日本ビクター、日本マランツ、オーム、小泉
・・・マサニ戦国!群雄割拠!風雲急を告げる!盛者必衰!・・・ゼイゼイ・・

BCL1000日戦争よりもスケールの大きい過酷な戦いの歴史デス!

ちなみに「ラジカセ」とは「ラジオカセットレコーダー」の略称ですが・・
短縮形で「ラジカセ」と世間に呼ばせたのは音響機器メーカーの
パイオニアで、「ラジカセ」を商標登録しようとしたが却下された。
日本国外では「boombox」や「ghettoblaster」と呼ばれる。byウィキペ

この様に、その道を切り開いたAIWAよりも、
アイワ総合1
ソニーやNationalそしてpioneerといった、
「子供ゴコロを擽るのが上手なメーカー」の製品が脚光を浴びる事になります。



National MAC FF RQ-448 1972年 34,800円・・

オヤジが悔しがっていたのを覚えていますよ・・
RQ-447が発売されて間もなく、
最新メカ満載の名機RQ-448(通称MAC‐FF)がリリースされます!

後に繰り広げられる「ラジカセの仁義なき戦い」の前哨戦デス。


1973年発売ソニーCF-1700(STUDIO‐1700)32,800円

ソニーは、時のNationalの攻勢に対しstudioシリーズで
真っ向から勝負を挑みマス!

BCL1000日戦争開戦と時を同じくした1974~1975年(昭和50年)頃、
一大ラジカセブームの火付け役となった名機が誕生します・・

ソニースタジオ総合2
CF-1980Ⅱ(STUDIO‐1980Ⅱ) 1975年 43,800円(写真上)

先行して発売されたCF-1980(STUDIO‐1980)も飛ぶように売れたそうですが、
その改良型CF-1980Ⅱ(STUDIO‐1980Ⅱ(マークツー))は、
間違いなく、当時の最高傑作機デシタ!

後にtypeⅡといわれる高品質テープ「クローム」ポジションにも対応し、
未だこの時代はモノラルではありますが、
音質も非常に良かった事を覚えています。


----さて、ここでコーヒーブレイクデス----

BCL1000日戦争は、私としては1977年に終戦を迎えたと考えていますが・・
その根拠として、あの名機スカイセンサーシリーズの終焉を挙げる事が
できるでしょう・・。

ソニーのスカイセンサー5900と 、Nationalのクーガー2200
という「名機」はアナログBCLラジオの最終機である事は、前回書きましたが、
実は、スカイセンサーにはカセットコーダーを持った機種があるのです。

その名も、カセットスカイセンサー5950・・写真右
ソニー5950-2
ソニーカセットスカイセンサー5950「CF-5950」1976年 9月 56,800円
ナント!あの名機5900の性能そのままにカセットコーダーを付けちゃったモデル!!

これ以降、「スカイセンサー」という名を冠した製品は世に出なくなりました。

ソニー5950
何と言うか・・憧れを通り越して・・神の域デスネェ!!
こんなマシンで「エアチェック」をしたかったモノデス!!
ますたーおぶびーしーえる。

え? ところでNationalはって??
はい。良い質問デスネェー(誰かさん調デ!)

ソニーがスカイセンサー5950なら、Nationalはあの名機2200とカセットで
クーガー2250ダァー!!! って???
MACBCL[1]
ナショナルRQ-585(MAC BCL585)1975年 49,800円 写真奥

流石に、その命名は躊躇った様でシタ・・・・。

チナミに、AIWAさんもBCLカセットレコーダーで名機を輩出されてオリマス!
tpr-255[1]
BCLブーム時代の名機 アイワTPR-255 38,800円 通称BCL-255。


----コーヒーブレイクおわりデス----

本編に戻ります。

ソニーCF-1980(STUDIO‐1980)の牙城を崩さむと、
永遠のライバル、Nationalが宣戦布告シマス!!

NationalRQ-560 1975年 45,800円 写真手前
通称「音のMAC」市場を席巻シマシタ!

この強敵に対抗したのがソニーCF-1980Ⅱ(STUDIO‐1980Ⅱ(マークツー))・・。
この1975年こそ、「ラジカセ大戦争」が開戦した年ナノデス!


次号に続く・・・・・発刊日、未定!!


次号、「ラジカセ戦国時代・仮称」をお楽しみに!
東芝アクタス内部

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